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転職の内定保留メール例文|複数内定の選び方と期限

2通の内定通知を前に考える日本人男性のイメージ

「内定が2社出た。でも、どっちに決めればいいか分からない」

私は今回の転職活動で、Indeedから直接応募した会社のうち2社から内定をもらいました。1社はメールで辞退し、もう1社とはいま年収の交渉をしているところです。

複数の内定が出たときは、回答の期限と比べ方を先に決めておかないと、焦って決めたり、両方を逃したりします。この記事では、内定を保留するときの伝え方と期間の目安、複数の内定の比べ方、断るときの順番をまとめます。

📖 この記事でわかること

  • 内定は保留できるのか、期間の目安はどれくらいか
  • 内定保留のお願いメール例文(期限延長も)
  • 複数の内定を比べるときの7つの項目
  • 年収の交渉は内定後のどのタイミングでするか
  • 承諾と辞退の連絡の順番

✅ 先に結論

内定は保留できます。ただし企業も次の候補者を待たせているので、期限を自分から示して、短くお願いするのが基本です。中途採用では、1週間前後を目安に考えておくと無理がありません。

比べるときは「なんとなくの印象」ではなく、労働条件通知書の数字を表に並べて比べます。決めたら、先に承諾の連絡をして、そのあとすぐ辞退の連絡を入れます。

保留

理由と回答日を自分から伝える。1週間前後が目安

比較

年収・休日・残業・通勤・仕事内容などを表にする

順番

承諾が先、辞退はそのあとすぐ

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私の実数も書いておきます。このエージェント経由で約40社に応募し、面接に進めたのは1社でした。内定が出た2社はどちらもIndeedでの直接応募で、保留や交渉は自分でやりとりしています。

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こはく

内定が2つ出たら、うれしいより先に焦るもんや。期限と比べる項目さえ決めとけば、落ち着いて選べるで。

目次

内定は保留できる?期間の目安と注意点

カレンダーで回答期限を確認する手元

内定の通知には、たいてい回答の期限がついています。その期限に間に合わないときは、保留をお願いできます。

保留はできる。ただし「いつまで」を自分から言う

内定の返事を少し待ってもらうことは、珍しいことではありません。ただ、企業はあなたが断れば次の候補者に連絡するつもりで待っています。

「少し考えさせてください」だけで終わらせず、「〇日までにお返事します」と回答日を自分から示してください。期限がはっきりしているだけで、相手の受け取り方は大きく変わります。

中途採用は1週間前後を目安に

回答期限の長さは会社によって違い、決まった基準はありません。中途採用は欠員を埋めるための採用が多く、長く待ってもらうほど企業の負担が大きくなります。

他社の結果待ちなどで延ばしてほしい場合も、1週間前後で決められるよう段取りを組むのが現実的です。それ以上かかりそうなら、理由を正直に伝えて相談してください。

保留で内定が取り消されることはある?

承諾する前の段階では、企業の側も採用を見送ることができます。長く返事を引き延ばしたり、期限を過ぎても連絡しなかったりすると、他の候補者に決まってしまうこともあります。

保留をお願いするときは、その会社に入る気持ちがあることも一言添えておくと、誤解を防げます。

📚 出典:内定辞退率などの企業側の実態はマイナビ「中途採用状況調査2026年版(2025年実績)」(中途採用の内定辞退率15.0%)。確認日 2026年10月4日。

内定を保留する主な理由と、理由ごとの伝え方

保留したい理由によって、伝え方と待ってもらえる長さは変わります。よくある4つのパターンを並べます。

① 他社の結果を待ちたい

いちばん多い理由。結果が出る日を伝えて、その日までの保留をお願いする

② 条件に気になる点がある

給与・勤務地・仕事内容など。保留より先に「確認したい」と伝えて質問する

③ 家族と相談したい

転勤や収入が変わる場合など。相談する日を決めて、短めにお願いする

④ 今の会社に引き止められている

退職の話がまとまる見込みの日を伝える。入社日の相談とセットにする

「他社の結果待ち」は正直に言ってかまわない

中途採用では、複数の会社を同時に受けるのが当たり前です。企業もそれを分かっているので、「現在選考中の企業があり、〇日に結果が出る予定です」と正直に伝えて問題ありません。

かえって理由をぼかすと、「入社する気がないのでは」と受け取られやすくなります。結果が出る日が分かっていれば、それを回答日の根拠として伝えてください。

条件に不安があるなら、「保留」より「確認」を先に

給与の内訳、残業、勤務地、配属先など、気になる点があって決められない場合は、保留をお願いする前に、その点を質問してください。答えが分かれば、その場で決められることもあります。

確認の結果を受けて考える時間が必要なら、「ご回答を踏まえて〇日までにお返事します」と伝えれば自然です。

引き止められているときは、入社日の相談とセットで

今の会社に退職を伝えて引き止められている場合、内定先が気にするのは「本当に来てくれるのか」「いつから働けるのか」です。退職の話がいつまとまりそうかと、入社できる日の見込みをあわせて伝えると、待ってもらいやすくなります。

退職の伝え方や引き止めへの対処は、別の記事でまとめています。

内定保留のメール例文|期限延長のお願いも

ノートパソコンでメールを打つ日本人男性の手元

電話で伝えた場合も、同じ内容をメールで送っておくと、回答日の行き違いを防げます。

✉️ 例文①|他社の選考結果を待ちたいとき

件名:内定のお礼と回答期限についてのご相談(氏名)

株式会社〇〇
人事部 〇〇様

お世話になっております。〇〇職の選考でお世話になっております、〇〇(氏名)です。

このたびは内定のご連絡をいただき、誠にありがとうございます。
貴社で働きたい気持ちは強く持っておりますが、現在、選考が進んでいる企業があり、その結果を踏まえて最終的な判断をさせていただきたいと考えております。

大変恐縮ですが、〇月〇日(〇)までお返事をお待ちいただくことは可能でしょうか。
勝手なお願いで申し訳ございませんが、ご検討いただけますと幸いです。

氏名
電話番号
メールアドレス

✉️ 例文②|条件を確認してから決めたいとき

件名:内定のお礼と労働条件の確認について(氏名)

株式会社〇〇
人事部 〇〇様

お世話になっております。〇〇(氏名)です。
このたびは内定のご連絡をいただき、誠にありがとうございます。

前向きに検討しておりますので、お返事の前に、給与や勤務時間などの労働条件を書面で確認させていただけますでしょうか。
条件を確認したうえで、〇月〇日(〇)までにお返事いたします。

どうぞよろしくお願いいたします。

氏名

理由は正直に、短く

「他社の結果を待ちたい」という理由を正直に言っても、失礼にはなりません。企業も、応募者が複数の会社を受けていることは分かっています。

嘘の理由を作るより、正直に短く伝えて、回答日をはっきりさせるほうが信頼されます。

延長をお願いできるのは、基本的に1回

一度延ばしてもらった期限を、さらに延ばしてもらうのは避けてください。最初にお願いするときに、確実に決められる日付を伝えておくことが大切です。

電話での伝え方と、保留したあとの連絡

内定の連絡が電話で来た場合や、急ぎで伝えたい場合は、電話で保留をお願いしてから、同じ内容をメールでも送ります。

📞 電話で保留をお願いするときの流れ

「〇〇職の選考でお世話になっております、〇〇です。人事の〇〇様はいらっしゃいますか」
「このたびは内定のご連絡をいただき、ありがとうございます。前向きに考えております」
「大変恐縮なのですが、現在選考中の企業があり、〇日に結果が出る予定です。〇月〇日までお返事をお待ちいただくことは可能でしょうか」
(了承をもらえたら)「ありがとうございます。念のため、同じ内容をメールでもお送りいたします」

電話の時間帯は、始業直後と昼休みを避ける

人事担当者が電話に出やすいのは、平日の10〜12時か14〜16時ごろです。始業直後、昼休み、終業間際は避けてください。

担当者が不在なら、伝言で済ませずに戻る時間を聞いてかけ直します。

✉️ 例文③|保留していた内定を承諾する

件名:内定承諾のご連絡(氏名)

株式会社〇〇
人事部 〇〇様

お世話になっております。〇〇(氏名)です。
先日はお返事をお待ちいただき、誠にありがとうございました。

検討の結果、貴社の内定をお受けしたく、ご連絡いたしました。
入社日や必要な書類について、ご指示いただけますと幸いです。

貴社の一員として力を尽くしたいと考えております。今後ともよろしくお願いいたします。

氏名
電話番号
メールアドレス

約束の日までに決められないなら、前日までに連絡

他社の結果が遅れるなど、約束した日までに決められないことが分かったら、期限の前日までに連絡します。黙って期限を過ぎるのが、いちばん印象を悪くします。

延長をお願いするのは基本的に1回です。2回目が必要になりそうなら、待ってもらう前提で考えず、今ある情報で決める覚悟もしておいてください。

保留中に、他社の選考を早めてもらう方法もある

結果待ちの会社に「他社から内定をいただき、〇日までに返事をする必要がある」と正直に伝えると、選考の日程を早めてもらえることがあります。必ず早まるわけではありませんが、伝えて不利になることはほとんどありません。

エージェント経由の選考なら、担当者を通して日程の相談ができます。

複数の内定を比べるときの7つの項目

2社の労働条件の書類を並べて比べる様子

迷ったら、印象ではなく数字と事実で並べます。次の表を自分の内定で埋めてみてください。

スクロールできます
比べる項目見るところ
① 年収月給・賞与・残業代込みかどうか。固定残業代の有無
② 休日年間休日の日数、土日休みかシフトか
③ 残業月の平均残業時間、繁忙期
④ 仕事内容入社後に実際に担当する業務、配属先
⑤ 通勤・勤務地通勤時間、転勤の有無、リモートの可否
⑥ 雇用形態正社員か、試用期間の長さと条件
⑦ 辞めた理由との関係前の会社を辞めた理由が、ここでは解決できるか

条件は、口頭ではなく労働条件通知書で比べる

面接で聞いた話と、書面の条件が違うことがあります。比べる前に、両方の会社から労働条件通知書(または内定通知書の条件欄)をもらい、同じ項目を並べてください。

給与に「固定残業代〇時間分を含む」と書かれている場合、月給が高く見えても、実際の時給は低いことがあります。

最後は「辞めた理由が解決するか」で決める

年収や休日が同じくらいなら、前の会社を辞めた理由が、その会社で解決できるかを決め手にしてください。そこが解決しないと、条件が少し良くても同じ理由でまた辞めることになります。

転職を繰り返すと失うものについては、別の記事にまとめています。

年収の交渉は、内定後・承諾前にする

オンラインで条件の相談をする日本人男性

複数の内定が出たときは、条件を交渉しやすい時期でもあります。私もいま、内定をもらった会社と年収の交渉をしています。

交渉するなら、承諾する前

内定を承諾した後に「やっぱり年収を上げてほしい」と言っても、通りにくくなります。条件の交渉は、労働条件が示されてから、承諾の返事をする前にするのが基本です。

交渉中は、回答期限をどうするかもあわせて相談しておくと、期限切れを防げます。

根拠を1つ用意して、金額をはっきり伝える

「もう少し上げてほしい」ではなく、「前職の年収が〇万円だったので、〇万円を希望します」のように、根拠と金額をセットで伝えます。他社から具体的な条件が出ているなら、それも根拠になります。

ただし、交渉しても必ず通るとは限りません。通らなかった場合にどうするかも、先に決めておいてください。

エージェント経由なら、交渉は担当者に頼める

自分で金額の話をするのが苦手なら、エージェント経由の応募では担当者に交渉を頼めます。直接応募の場合は、自分でメールや電話で伝えることになります。

保留を断られた・承諾を急かされたときは

保留をお願いしても、すぐには認められないこともあります。企業の事情と、困ったときの対処を整理します。

企業が保留期間を決めるときに見ること中身
ほかの候補者次の候補者を待たせている。長く待つほど、その人を逃すおそれがある
採用の急ぎ具合欠員を早く埋めたい求人ほど、待てる期間は短い
入社の意欲理由と回答日がはっきりしていれば、待ってもらいやすい

保留を断られたら、その場で決めずに「理由」を確かめる

「すぐに返事がほしい」と言われたら、まず理由を聞いてみてください。欠員がすぐに出るなどの事情なら、数日だけでも待ってもらえないか相談できます。

それでも難しい場合は、今ある情報で決めるしかありません。その場で決めきれないときは、「本日中にお返事します」など、短い時間でも考える時間をもらってください。

「今すぐ承諾しないと取り消す」と迫られたら

承諾を強く急かしたり、ほかの会社の選考を辞退するよう求めたりすることは、新卒の就活では「オワハラ」と呼ばれ、問題視されています。中途採用でも、強い圧力を受けて納得しないまま承諾する必要はありません。

もし承諾してしまっても、期間の定めのない雇用なら、申し出から2週間で契約は終わります(民法627条)。強い圧力やトラブルがあれば、都道府県労働局の総合労働相談コーナー(無料)に相談できます。

決めたら、承諾と辞退の連絡はこの順番で

電話で承諾の連絡をする日本人男性
1

入社する会社に承諾の連絡をする(電話かメール)

2

承諾が伝わったら、すぐに他の会社へ辞退の連絡をする

3

入社する会社と入社日・必要書類を確認する

4

今の会社への退職の申し出を進める

辞退を先にすると、両方なくなることがある

先に辞退の連絡をしてから本命に承諾しようとして、本命の条件が変わったり連絡が行き違ったりすると、どちらの内定も残らないことがあります。

承諾が先、辞退はそのあとすぐ、の順番を守ってください。辞退の連絡は、決めた日のうちに済ませるのが礼儀です。

私は辞退をメールで伝えた

私は2社のうち1社に、辞退をメールで伝えました。先方からの返信はありませんでしたが、承諾前の辞退は意思を伝えれば成り立つので(承諾後なら、申し出から2週間で契約が終わります)、送信済みのメールを残しておけば十分です。

辞退メールの例文と、返信がないときの考え方は別の記事にまとめています。

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よくある質問

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転職の内定は保留できますか?

できます。ただし企業も次の候補者を待たせているので、理由を短く伝え、「〇日までにお返事します」と回答日を自分から示してください。中途採用は1週間前後を目安に考えると無理がありません。

内定を保留すると印象が悪くなりますか?

期限と理由をはっきり伝えれば、保留そのもので大きく印象が悪くなることは少ないです。返事を引き延ばしたり、期限を過ぎても連絡しなかったりすると、印象は悪くなります。

複数の内定はどうやって比べればいいですか?

年収、休日、残業、仕事内容、通勤・勤務地、雇用形態、前の会社を辞めた理由が解決するか、の7つを、労働条件通知書の数字で表に並べて比べてください。

年収の交渉はいつすればいいですか?

労働条件が示された後、内定を承諾する前が基本です。承諾した後の交渉は通りにくくなります。根拠と希望金額をセットで伝えてください。

承諾と辞退はどちらを先に連絡しますか?

入社する会社への承諾が先です。承諾が伝わったら、すぐに他の会社へ辞退の連絡をしてください。辞退を先にすると、両方の内定を失うおそれがあります。

内定を保留できる期間はどのくらいですか?

決まりはありませんが、中途採用では1週間前後が目安です。他社の結果が出る日など、根拠のある回答日を自分から伝えると、待ってもらいやすくなります。

内定保留を電話で伝えてもいいですか?

問題ありません。電話で保留をお願いしたあと、回答日などの内容をメールでも送っておくと、行き違いを防げます。

まとめ

まとめ

✅ まとめ

  • 内定は保留できる。理由を短く、回答日を自分から示す
  • 中途採用は1週間前後が目安。延長のお願いは基本1回
  • 比べるときは労働条件通知書の数字を7項目の表に並べる
  • 最後の決め手は「前の会社を辞めた理由が解決するか」
  • 年収の交渉は内定後・承諾前。根拠と金額をセットで
  • 連絡は承諾が先、辞退はそのあとすぐ

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ひすい

期限を決めて、表で比べて、承諾が先。この順番なら、焦らずに決められますね。

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