「現在、ご紹介できる求人がありません」
Indeedで見つけた求人に応募したら、なぜか転職エージェントに登録されていて、そのエージェントからこう言われました。求人に応募したのに、紹介できる求人がない。正直、意味が分かりませんでした。
40代の僕が今まさに転職活動をしていて、エージェント経由は約40社応募して面接1社。一方、Indeedで直接応募した10社は面接約6社・内定2社でした。この差がなぜ出るのかと、言われたあとに何をすればいいかをまとめます。
📖 この記事でわかること
- 40代の転職活動の実数(エージェント経由と直接応募の比較)
- 「紹介できる求人がない」と言われる3つの理由
- 言われたあとにやること(3つの選択肢)
- エージェント経由と直接応募、どっちが通りやすいか
- 口コミサイトに出ている実際の声(良い声・不満の両方)
✅ 先に結論
「紹介できる求人がない」はあなたの転職が無理という意味ではありません。そのエージェントの手持ちの求人と、あなたの条件が合わなかっただけです。エージェントは1社で判断せず、直接応募と並行するのが一番の近道でした。
エージェントが合う人
職種・業界の経験がはっきりしている/書類や面接の対策を手伝ってほしい/年収交渉を任せたい
直接応募が合う人
40代以降で未経験の職種も視野に入れている/エージェント経由で書類が通らない/自分で求人を選びたい
40代の僕の転職活動|エージェント経由と直接応募の実数

今使っているのは、リクルートエージェント・ミドルの転職・Indeedの3つです。職種は絞らず、興味がある仕事でIndeedから応募できるものを選んできました。数字は2026年9月時点のものです。
📊 面接まで進めた割合(僕の実数)
※運営者本人の2026年9月時点の実数。応募した職種・企業が違うため、サービスの優劣を示すデータではありません。
リクルートエージェント
40→1
面談後に応募。約40社で面接に進めたのは1社
ミドルの転職
ほぼ0
使い方が分からないまま応募。ほとんど通らず
Indeed(直接応募)
10→6→2
面接約6社・内定2社。1社は辞退、1社は給与を相談中
Indeedの求人に応募したら、知らないエージェントに登録されていた
Indeedには、企業が自分で出している求人と、人材紹介会社が出している求人が混ざっています。僕は後者だと気づかずに応募し、エージェントへの登録になっていました。
そのエージェントから届いたのが「現在ご紹介できる求人がありません」という連絡です。応募した求人がどうなったのかも分からず、名前も覚えていないくらいのやり取りで終わりました。
ミドルの転職は「どこに応募しているのか」が分からなかった
ミドルの転職は、エン・ジャパンの公式ヘルプによると人材紹介会社が求人を掲載しているサイトです。求人を見て応募しても、間には紹介会社が入ります。
僕はそれを知らずに求人サイトの感覚で応募していたので、仕組みとしてはエージェント経由と同じ審査を受けていたことになります。ほぼ通らなかったのも、今思えば納得です。
応募したのに紹介できる求人がないって、どういうこと?
応募した求人は紹介会社のもんで、その会社の基準で「推薦できへん」と判断されたんやろな。エージェントの仕組みを知ると理由が見えてくるで。


「紹介できる求人がない」と言われる3つの理由


エージェントが求人を紹介しないのには、仕組み上の理由があります。3つに分けて見ていきます。
理由① エージェントは採用が決まって初めて報酬が入る
人材紹介会社は、求職者からお金を取れません。報酬は、採用が決まったときに企業から受け取る紹介手数料です。手数料は厚生労働省への届出で決める方式が一般的で、年収の数十%に設定されることが多いとされます。
企業から見ると、エージェント経由の採用は直接応募より費用がかかります。そのぶん書類の基準が上がり、エージェントも「通りそうな人」から優先して推薦するようになります。
理由② 希望条件と手持ちの求人が合っていない
エージェントが紹介できるのは、そのエージェントが企業から預かっている求人だけです。職種・勤務地・年収の条件が重なる求人が手持ちになければ、紹介はゼロになります。
業界や地域によって手持ちの求人は大きく違います。同じ条件でも、別のエージェントなら紹介が出ることは普通にあります。
理由③ 40代・未経験の職種は推薦のハードルが上がる
エージェント経由の求人は、即戦力を求める企業が中心になりやすいです。40代で経験のない職種に応募すると、書類の段階で推薦が止まりやすくなります。
僕も職種を絞らずに応募していたので、エージェント経由で通らなかったのはここが大きかったと思います。逆に直接応募では、同じ経歴でも面接まで進めました。
📚 出典:厚生労働省「職業紹介事業の業務運営要領」(手数料は上限制と届出制のどちらかを選ぶ仕組み。上限制は6か月分の賃金の10.8%が上限)、エン・ジャパン公式ヘルプ「エン転職とミドルの転職の違い」。確認日 2026年9月19日。
断られたんは経歴のせいやなくて、仕組みの問題が大きいんやね。
「紹介できる求人がない」と言われたあとにやること


言われた時点でやれることは3つです。1つだけ選ぶのではなく、組み合わせるのが現実的でした。
📝
条件を見直して再相談
希望の職種・勤務地・年収に優先順位をつけ直し、「ここは譲れる」を担当者に伝えます。条件が広がれば紹介が出ることがあります。
効き目:○
🔁
別のエージェントに登録
手持ちの求人は会社ごとに違います。大手1社で止まったら、得意領域が合うエージェントを1〜2社足します。
効き目:○
🎯
求人サイトで直接応募
企業に直接応募すれば、エージェントの推薦を通りません。僕はこれで面接約6社・内定2社まで進みました。
効き目:◎
直接応募する前に「誰が出している求人か」を確認する
Indeedでは、求人の掲載元が企業なのか人材紹介会社なのかを確認してから応募してください。求人ページの会社名や「応募先」の表示を見れば判断できます。
紹介会社の求人に応募すると、僕のように登録だけされて終わることがあります。求人票の内容そのものが怪しいケースの見分け方は、別記事にまとめています。


内定後の給与交渉は、直接応募でも自分でできる
直接応募だと給与交渉を代わりにしてもらえない、という不安はあると思います。僕は内定をもらった2社のうち、1社は給与と勤務地を考えて辞退しました。
もう1社も提示額が低かったので、ダメ元で自分から交渉してみたところ「検討します」と返事があり、今は相談中です(2026年9月時点)。言ってみる価値はありました。
エージェント経由と直接応募の違い|どっちが通りやすい?


どちらが上というより、向いている場面が違います。違いを表で並べます。
| 項目 | エージェント経由 | 直接応募 |
|---|---|---|
| 企業の採用コスト | 紹介手数料がかかる | 求人広告費のみ |
| 書類の通り方 | エージェントの推薦が先に必要 | 企業が直接判断 |
| 書類・面接の対策 | 担当者が手伝う | 自分で準備 |
| 給与交渉 | 担当者が代わりに交渉 | 自分で交渉 |
| 求人の範囲 | そのエージェントの手持ちのみ | 公開されている求人すべて |
| 40代・未経験職種 | 推薦が止まりやすい | 面接まで進める場合がある |
エージェント経由が向いている場面
今までと同じ職種・業界で年収を上げたい
在職中で、日程調整や書類対策を任せたい
非公開の求人も見たい
直接応募が向いている場面
40代以降で、経験のない職種にも応募したい
エージェント経由で書類が通らない
応募する企業を自分で選びたい
じゃあエージェントは使わんほうがええの?
そうとも言い切れへん。経験がそのまま活きる職種ならエージェントは強い。1社で止まったから全部あかん、と決めつけんことが大事やな。
口コミで見る「紹介できる求人がない」の実例


同じ経験をしている人がどれくらいいるのか、口コミサイト「みん評」のリクルートエージェントのページで確認しました。298件・平均3.20で、厳しい声が集まりやすいサイトです。
紹介なし・推薦なしに関する声
- 登録して数日後、メールで「紹介できる求人がない」と連絡が来た。別のエージェントに同じ条件で登録したら、すぐ転職先が決まった
- Indeedに載っていた求人に応募するために初めて使ったが、紹介できる求人が少ないとして面談を控えられた
- 自動で届くおすすめ求人が、希望に合わないものばかりだった
良い点として挙がる声
- 求人の数は多く、情報収集には使える
- 最初の面談の担当者は頼りになった
- 土日のメール対応や面接前後のフォローがあった
📚 出典:みん評「リクルートエージェントの口コミ・評判」(298件・平均3.20/2026年9月19日確認)。個別の投稿を読み、内容を要約しています。投稿をそのまま引用したものではありません。
「別のエージェントに替えたらすぐ決まった」という声があるのは大事なポイントです。1社の判断が、市場全体の評価ではないということです。
次のエージェントを使うべき人・直接応募だけで十分な人


エージェントを足すか、直接応募に絞るかの線引きです。
次のエージェントを使ったほうがいい人
経験のある職種で探している
書類の書き方や面接に自信がない
年収交渉を自分でするのが苦手
直接応募だけで十分な人
応募したい求人がすでに求人サイトにある
エージェント経由で何度も書類が止まった
自分のペースで応募先を選びたい
僕は後者で、直接応募に切り替えてから一気に進みました。ただ、書類や面接の対策をひとりで抱えるのが不安なら、エージェントを1社だけ残しておくのも手です。
40代・氷河期世代が使える公的な支援(ハローワークの専門窓口など)は、別記事で整理しています。


よくある質問


「紹介できる求人がない」と言われたエージェントは退会したほうがいいですか?
急いで退会する必要はありません。新しい求人が入れば連絡が来ることもあります。
ただし待っているだけでは進まないので、別のエージェントや直接応募を並行してください。連絡が不要なら、配信停止や退会を伝えれば止まります。
転職エージェントに断られるのは40代だからですか?
年齢だけが理由とは限りません。希望条件と手持ちの求人が合わない、経験のない職種を希望している、などが重なることが多いです。
同じ条件でも、エージェントを替えると紹介が出ることは普通にあります。
Indeedで応募したらエージェントに登録されたのはなぜですか?
応募した求人が、企業ではなく人材紹介会社の出した求人だったためです。Indeedには両方が混ざって表示されます。
応募前に求人ページの会社名や応募先を確認すると、防ぎやすくなります。
直接応募でも給与交渉はできますか?
できます。内定後、条件の提示を受けた段階で、自分から希望額と理由を伝えます。
通るかどうかは企業次第ですが、僕の場合は「検討します」と返事がもらえました。
ミドルの転職で応募しても通らないのはなぜですか?
ミドルの転職は人材紹介会社が求人を掲載しているサイトなので、応募しても間に紹介会社が入ります。エージェント経由と同じく、推薦の基準を通る必要があります。
スカウトを待つ使い方も含めて、仕組みを知ってから使うのがおすすめです。
まとめ


✅ まとめ:1社の「ない」は、市場の「ない」ではない
- 「紹介できる求人がない」は、そのエージェントの手持ちと条件が合わなかっただけ
- エージェント経由は企業に手数料がかかるぶん、書類の基準が上がりやすい
- 僕の実数:エージェント経由 約40社→面接1社/直接応募 10社→面接約6社・内定2社
- Indeedでは応募前に「企業の求人か、紹介会社の求人か」を確認する
- 直接応募でも、内定後の給与交渉は自分でできる
ひとつに頼らんと、並行して動くのが一番やね。









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