MENU

契約社員と正社員の違い|月11.7万円の賃金差と正社員への道

契約社員と正社員の年収差115万円の現実

「同じ仕事なのに、なぜ年収が100万円以上も違うの?」

契約社員と正社員の違いは、給与だけではありません。雇用の安定性・昇進機会・社会的信用・将来の年金額まで、長期的な生活設計全体に影響します。

この記事では、厚生労働省の最新データをもとに年収差の実態を解説し、給与体系の変化や正社員転換の現実的なルートまで徹底まとめます。

📖 この記事でわかること

  • 契約社員と正社員の年収差・月収差の最新データ(2025年版)
  • 給与・雇用・福利厚生・社会的信用の具体的な違い
  • ボーナス廃止・基本給重視の給与体系変化が転換判断に与える影響
  • 契約社員から正社員になる3つの現実的ルート
  • 正社員・契約社員どちらに向いているかの判断基準
会社を辞めたいと悩む男女のビジネスマンのイメージ
目次

契約社員と正社員の違い【まず結論から整理】

仕事やキャリアに悩み頭を抱えるサラリーマンのイメージ
ライ

契約社員と正社員って、具体的にどこが違うの?給与以外にも差があるの?

ひすい

年収差だけでなく、雇用の安定性・昇進・社会的信用まで幅広く違うんやで。まず全体像を比較表で見てみよう!

契約社員と正社員の違いは「雇用期間」「賃金水準」「昇給・賞与の有無」「福利厚生」「昇進機会」「社会的信用」など複数の要素にまたがります。

項目正社員契約社員
雇用形態無期雇用(期間の定めなし)有期雇用(半年〜1年更新が一般的)
平均月収(所定内給与)358,800円241,700円
昇給・賞与制度として整備されている企業が多い支給なし、または限定的な場合が多い
福利厚生住宅手当・退職金・研修制度など充実社会保険は対象だが手当・退職金は限定的
昇進・管理職登用制度上の対象対象外または限定的
社会的信用住宅ローンやクレジット審査で有利審査で不利になる場合がある
転勤・異動あり(全国転勤の可能性)基本なし(勤務地限定が多い)
責任・裁量大きい(管理職登用あり)限定的(担当業務内)

厚生労働省「賃金構造基本統計調査(令和7年)」によると、正社員の平均所定内給与は358,800円、非正規雇用者(契約社員等を含む)は241,700円。その差は月額約117,100円、年換算では約140万円にのぼります。

「契約社員」は、期間を決めて雇われる働き方の呼び名

契約社員は法律上の用語ではなく、多くの会社で「雇用期間の定めがある(有期雇用)」フルタイムの社員を指す呼び方です。半年や1年ごとに契約を更新するのが一般的です。

通算5年を超えて更新された人は、本人が申し込めば期間の定めのない契約(無期雇用)に切り替えられます(労働契約法18条の無期転換ルール)。

この記事の賃金差は「正社員以外」全体の数字です

国の統計(賃金構造基本統計調査)は、契約社員だけを取り出した数字ではなく、契約社員・嘱託などをまとめた「正社員・正職員以外」で集計しています。

契約社員の中でも職種や会社で差があるので、目安として読んでください。

正社員の求人を見ておくなら

type転職エージェントは株式会社キャリアデザインセンターが運営する人材紹介サービスです(有料職業紹介事業許可 13-ユ-040429)。得意領域として、IT・Web業界、ものづくり業界、営業職、販売・サービス職、管理部門、ミドル・エグゼクティブなどが公式に挙げられています。

契約社員から正社員を目指すなら、今の経験で応募できる正社員の求人があるかを先に見ておくと、登用を待つか転職するかの判断がしやすくなります。

向かない場合もあります。公式が強みとしているのは一都三県の転職支援です。地方で探すなら、求人サイトでの直接応募やハローワークも並行してください。

登録・面談は無料。話を聞いてから応募するかを決められます

type転職エージェントに無料で相談する →

※運営会社・許可番号・対応領域は公式サイトで確認(2026年9月17日)。

2025年最新データ|年収差の現実

パソコンの給与比較グラフを見る男性・正社員と契約社員の年収差
月+11.7万
正社員との月収差
年+140万
年収差(所定内給与ベース)
10年で1405万
累積差額(賞与差除く)

月額賃金の差は約117,100円

厚生労働省「賃金構造基本統計調査(令和7年)」によると、正社員(正職員)の平均所定内給与は358,800円、非正規雇用者は241,700円。差額は月117,100円。仕事内容が同じであっても、雇用区分や評価体系の違いにより、この賃金差が生まれています。

年収換算では約140万円の差

月額差117,100円を12か月で計算すると年間約1,405,200円の差になります。これはあくまで所定内給与ベースの計算であり、賞与・退職金・住宅手当などを加えれば実質的な格差はさらに拡大します。昇給が積み重なる正社員は、キャリアが進むほど差が広がる構造になっています。

10年間でどれくらい差がつくのか

所定内給与の差だけで計算しても、10年間で単純合計約1,405万円の差になります。実際には正社員側に昇給・賞与・退職金積立が上乗せされるため、生涯収入差はさらに大きくなります。30代前半に正社員転換できるかどうかが、老後の資産形成にも大きく影響します。

差は年齢とともに広がる

正社員・正職員の賃金は年齢とともに上がりますが、正社員以外はほぼ横ばいです。そのため差は、30〜34歳の月8.7万円から、40〜44歳で月14.8万円、50〜54歳では月18.3万円まで広がります。

月の賃金(男女計):正社員・正職員/正社員以外

30〜34歳 正社員32.1万円
30〜34歳 正社員以外23.4万円
40〜44歳 正社員37.9万円
40〜44歳 正社員以外23.1万円
50〜54歳 正社員41.3万円
50〜54歳 正社員以外23.0万円

出典:厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査 結果の概況」第6-1表(所定内給与)。確認日 2026年9月25日。

📚 出典:正社員・正職員の月の賃金358,800円、正社員・正職員以外241,700円(令和7年・男女計・所定内給与)。差は月117,100円、年換算で約140万円(賞与を含まない)。厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査 結果の概況」。確認日 2026年9月25日。

給与体系の変化と正社員転換の重要性

電卓と書類を使って家計や収支を計算している様子
こはく

最近「ボーナスをなくして基本給に組み込む」って企業が増えてるって聞いたけど、これって契約社員にも関係あるの?

ひすい

めっちゃ関係あるで!この流れが広がるほど、正社員転換のメリットがさらに大きくなるんや。理由を詳しく説明するね。

近年、「ボーナスを廃止して基本給に組み込む」給与体系への移行が一部企業で進んでいます。若い世代を中心に「毎月の安定収入を重視する」傾向が強まり、採用競争力向上のために給与体系を見直す企業が増えているためです。

基本給重視への移行が正社員に有利な理由

正社員は基本給の昇給が積み重なるため、ボーナス廃止・基本給組み込み型の企業では、長く勤めるほど恩恵が大きくなります。一方、契約社員は昇給制度自体がない・限定的なケースが多く、基本給が低いまま固定されやすい構造です。給与体系が変化する時代だからこそ、正社員転換のタイミングが重要になります。

社会保険・年金への影響

基本給が上がると標準報酬月額が上昇し、将来受け取れる厚生年金額も増えます。傷病手当金・出産手当金などの算定基準も基本給ベースのため、正社員として基本給が高い状態で働く期間が長いほど、将来の保障も充実します。契約社員のまま低基本給で働き続けると、老後格差にも直結します。

ジョブ型雇用への移行と年収交渉力

欧米型の「年収提示→月割支給」スタイルに近づく日本企業が増えています。この流れでは、スキルや成果に応じた年収交渉が可能になる一方、契約社員は「同等スキルでも雇用形態による格差」が残りやすい構造です。転職市場でも「基本給がいくらか」の重要性が増しており、早期に正社員ポジションを確保することが年収アップへの近道になります。

契約社員のメリット・デメリット

オフィスのデスクでノートパソコンに向かい前向きに働く会社員・就職後のイメージ

✅ メリット

  • 転勤・大規模異動の対象外が多い
  • 勤務地・時間を選びやすい求人あり
  • 未経験から挑戦できる職種がある
  • 副業・資格取得の時間を確保しやすい
  • 選考期間が短い傾向がある

❌ デメリット

  • 契約更新制で雇用終了リスクがある
  • 昇給・賞与がない・限定的なことが多い
  • 退職金・住宅手当など福利厚生が薄い
  • 管理職登用の対象外になりやすい
  • 住宅ローン・クレジット審査で不利

契約更新という心理的プレッシャー

1年ごとの更新制では、「次も更新されるか」という前提が常につきまといます。上司の評価や会社業績によって左右される可能性は、正社員とは異なる精神的負担を生みます。将来設計を立てにくく、住宅購入・資産形成を考える際に大きな不安要素になります。

柔軟性というメリットも確かに存在する

転勤対象外であることや、キャリアの方向性を会社から強く縛られない点は、生活スタイルを優先したい人にとって合理的な選択です。副業や資格取得の時間を確保しやすく、次のキャリアへの準備期間として活用できます。ただし、その期間を「準備」として有効活用できるかどうかが重要です。

正社員のメリット・デメリット

自宅で退職後の書類を整理する男性

✅ メリット

  • 無期雇用で雇用終了リスクが低い
  • 昇給・賞与制度が整備されている
  • 住宅手当・退職金など福利厚生が充実
  • 昇進・管理職登用の対象になれる
  • 住宅ローン・クレジット審査で有利

❌ デメリット

  • 転勤・異動の可能性がある
  • 責任が重く残業・休日対応が発生しやすい
  • 人事評価の影響を強く受ける
  • 副業を禁止している企業もある
  • 希望しない配置転換がある場合も

長期的な資産形成で圧倒的に有利

退職金・企業型DC(確定拠出年金)・住宅手当などは正社員のみ対象とする企業が大半です。老後の資産形成という観点では、毎年の昇給が積み重なる正社員が長期的に圧倒的に有利な構造になっています。特に住宅購入を検討している30代以降は、雇用形態が審査結果に直接影響します。

責任と拘束の大きさを理解したうえで選ぶ

正社員は「安定している」一方で、転勤・残業・配置転換など働き方の自由度は制限されやすい傾向があります。収入や安定を取るか、生活スタイルの自由を取るかという優先順位が、雇用形態の選択に直結します。

契約社員から正社員になる3つの現実的ルート

面接で握手する男性・契約社員から正社員への転換
ライ

契約社員から正社員になるのって、実際にどうすればいいの?

ひすい

大きく3つのルートがあるで。状況に合わせて選ぶのが大事やね!

① 正社員登用制度を活用する

多くの企業では契約社員から正社員へ登用する制度を設けています。勤続年数・勤務評価・登用試験(筆記・面接)が基準となるのが一般的。求人票や就業規則に「正社員登用制度あり」と明記されているかどうかを必ず確認し、評価基準や登用実績を具体的に把握したうえで戦略的に準備しましょう。

② 無期転換ルールを利用する

労働契約法に基づき、有期契約が通算5年を超えた場合、労働者の申し込みにより無期契約へ転換できます。これが「無期転換ルール」です。ただし、無期契約=正社員とは限らず、待遇が自動的に正社員と同一になるわけではありません。あくまで雇用終了リスクを低減する手段として活用しましょう。

③ 転職によって正社員ポジションを目指す

現在の職場に登用制度がない・機会が限られている場合は、転職によって正社員ポジションを狙う方法が有効です。近年は契約社員経験から正社員への転職事例も多く、職務経験や実績を適切に整理できれば十分な可能性があります。特に非公開求人・書類添削・面接対策を一括サポートする転職エージェントの活用が有効です。

契約社員・正社員どちらに向いているか

転職成功やキャリアアップをイメージしたビジネスマンの写真

契約社員に向いている人

転勤を避け地域に根ざして働きたい人 / 副業や資格取得など自己投資の時間を確保したい人 / 家庭・育児を優先し働き方の柔軟性を重視したい人 / まずは業界経験を積んで将来の選択肢を広げたい人 / 短期間で特定スキルを活かしたい人。生活の自由度を優先する・将来の方向性がまだ固まっていない段階では、契約社員が合理的な選択になることもあります。

正社員に向いている人

長期的に安定した収入を得たい人 / 昇進・管理職を目指したい人 / 住宅ローンや資産形成を計画している人 / 会社内でキャリアを積み重ねたい人 / 将来設計を明確に立てたい人。特に30代以降で住宅購入・家族形成を視野に入れている場合、無期雇用による安定性は大きな判断材料になります。

「どちらが優れているか」ではなく、何を優先するかによって答えは変わります。ただし、現在契約社員として働いており「将来的には正社員を目指したい」「収入を上げたい」と考えているなら、行動を先延ばしにする理由はありません。

正社員を目指すなら、今すぐ動き出そう

ノートに職務活動と書かれたページとペンの写真

契約社員から正社員への転換を目指すなら、社内登用を待つだけでなく転職も並行して検討することが大切です。転職エージェントは会社ごとに得意な業界や地域が違うので、複数を組み合わせて使うと選択肢が広がります。

サービス① type転職エージェント|正社員の求人と相場を知る

type転職エージェント|正社員の求人を見てから決める

type転職エージェントは株式会社キャリアデザインセンターが運営する人材紹介サービスです(有料職業紹介事業許可 13-ユ-040429)。公式サイトでは一都三県の転職支援に強いとされ、得意領域としてIT・Web業界、ものづくり業界、営業職、販売・サービス職、管理部門、ミドル・エグゼクティブ、女性の各領域が挙げられています。

正社員登用を待つか転職するかは、実際に提示される条件を見ないと比べられません。まず相場を知る用途で使えます。

向かない場合もあります。公式が強みとしているのは一都三県です。それ以外の地域で探すなら、全国型や地方特化型のエージェントも併せて見てください。エージェントは1社に絞る必要がなく、複数に登録して比較するのが普通です。

登録・面談は無料。話を聞いてから応募するかを決められます

type転職エージェントに無料相談する →

※運営会社・許可番号・対応領域は2026年9月17日に公式サイトで確認しました。

サービス② 転職エージェントナビ|自分に合うエージェントを無料でマッチング

転職AGENT Navi公式サイトの切り抜き

「どの転職エージェントを使えばいいかわからない」という場合の入口として使えるサービスです。運営はcircus株式会社。公式のプレスリリースでは、全国300人以上のキャリアアドバイザーの中から、相性のよい担当者を紹介するマッチングサービスと説明されています。

① 友だち追加

LINE公式アカウントを追加

② 面談

コンシェルジュとLINE通話(15〜30分程度)

③ 紹介

相性の合うアドバイザーを紹介・LINEで日程調整

相談からマッチング、日程調整までLINE上で完結します。公式によると主な利用者は20代・Z世代などの若年層です。

出典:circus株式会社のプレスリリース(2025年5月8日)。紹介されるのは人材紹介会社のキャリアアドバイザーで、人材紹介会社が求職者から手数料を取ることは職業安定法で原則として禁止されています。確認日 2026年9月19日。

2026年10月から手当や休暇の扱いが変わります。パート・有期の待遇差はこちらで整理しています。

正社員に移る際に年収が下がる場合の考え方はこちらです。

よくある質問

よくある質問セクションの見出し画像

契約社員と正社員の年収差はどれくらいですか?

厚生労働省「賃金構造基本統計調査(令和7年)」によると、月額で約117,100円、年収ベースで約140万円の差があります。

10年間では賞与・退職金を除いた所定内給与だけで約1,405万円の差になります。賞与や昇給の差を加味すると生涯収入差はさらに拡大します。

無期契約社員と正社員は何が違いますか?

無期契約社員は労働契約法の無期転換ルール(5年超で申し込み可)によって契約期間の定めがなくなった状態ですが、待遇が正社員と同一になるわけではありません。

昇給・賞与・退職金・福利厚生は企業が別途定めるため、雇用の安定性は上がるものの、給与体系や昇進機会は依然として正社員と異なる場合がほとんどです。

契約社員と正社員で仕事内容(業務内容)に違いはありますか?

同じ職場・同じ業務を担当するケースも多くあります。

同一労働同一賃金の原則により不合理な待遇差は禁止されていますが、管理職候補としての登用・責任の範囲・昇進機会については依然として差があるのが現実です。

業務内容が同じでも、評価制度や将来の方向性に明確な違いが残っています。

ボーナスがなくなって基本給が上がる企業が増えていると聞きましたが、契約社員にも関係しますか?

大きく関係します。基本給重視の給与体系への移行は、昇給制度が整った正社員のメリットをさらに高める流れです。

契約社員は昇給制度がない・限定的なケースが多く、基本給が低いまま固定されやすい構造のため、この流れが広がるほど正社員との格差が広がりやすくなります。

また、基本給は年金・各種手当の算定基準にもなるため、老後の格差にもつながります。

契約社員から正社員になるにはどうすればいいですか?

主に3つのルートがあります。

①現在の職場の正社員登用制度を活用する(勤続・評価・試験が基準)、②無期転換ルール(5年超の有期契約で申し込み可能)を利用する、③転職によって正社員ポジションを目指す。

現在の職場に登用機会が少ない場合は、転職エージェントを活用して非公開求人へのアクセスや書類添削・面接対策を受けるのが効率的です。

まとめ|安定と柔軟性、あなたが重視すべきはどちら?

まとめセクションの見出し画像

✅ 契約社員と正社員の違いまとめ

  • 月収差は約11.7万円・年収差は約140万円(2025年最新データ)
  • 10年間の累積差は賞与・退職金を含めると1,405万円超になる可能性がある
  • ボーナス廃止・基本給重視の給与体系変化は正社員転換の重要性をさらに高めている
  • 無期転換ルール・登用制度・転職の3ルートで正社員を目指せる
  • 安定と将来設計を重視するなら正社員、柔軟性と自由を優先するなら契約社員が合理的
  • 「将来は正社員になりたい」と思うなら、行動を先延ばしにしないことが最大のポイント

あわせて読みたい記事

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次