「フルリモートで、家でできる仕事って何があるの?」
在宅でできる仕事と聞くと、データ入力やシール貼りのような内職を思い浮かべる人もいるかもしれません。でも、正社員として家で働ける仕事は、IT以外にも営業やサポート、事務など意外と幅があります。
この記事では、国の調査で「テレワークが多い業種・少ない業種」を確認したうえで、フルリモートでできる職種を一覧にし、未経験からの入り方と探し方をまとめます。
📖 この記事でわかること
- テレワークが多い業種・少ない業種(国土交通省の調査)
- フルリモートでできる仕事9つ(正社員で探せる職種)
- 未経験から入りやすい仕事と、そうでない仕事
- 在宅ではできない仕事
- 正社員・副業それぞれの探し方
✅ 先に結論
フルリモートでできるのは、パソコンとネットがあれば完結する仕事です。エンジニアやWebマーケティングだけでなく、インサイドセールス、カスタマーサクセス、カスタマーサポート、人事・経理などの事務系にもあります。
国の調査では、テレワークをしている人の割合は情報通信業で74.1%、宿泊業・飲食業では6.0%と、業種で10倍以上の差があります。今の経験をどの職種に置き換えられるかで考えるのが近道です。
多い
IT・Web、専門サービス、営業・サポートの一部
少ない
飲食・宿泊、医療・福祉、製造・物流の現場
40代の入り方
営業・接客・事務の経験をオンラインの仕事に置き換える
在宅の仕事はITだけちゃうで。営業もサポートも事務も、パソコンで完結するならリモートの求人はあるんや。
テレワークが多い業種・少ない業種|国のデータ


まず、どんな業種でテレワークが広がっているのかを、国土交通省の調査で見てみます。
| 業種 | 雇用型テレワーカーの割合 |
|---|---|
| 情報通信業 | 74.1% |
| 学術研究、専門・技術サービス業 | 54.0% |
| 全体(全国) | 25.2% |
| 医療、福祉 | 6.4% |
| 宿泊業・飲食業 | 6.0% |
📚 出典:国土交通省「令和7年度 テレワーク人口実態調査」(2026年3月公表)。2025年10月24日〜11月4日のWEB調査、有効サンプル40,000人。確認日 2026年10月2日。
業種で10倍以上の差がある
雇われて働く人のうちテレワークをしている人の割合は、情報通信業で74.1%、学術研究・専門技術サービス業で54.0%と高く、宿泊業・飲食業は6.0%、医療・福祉は6.4%でした。
同じ「在宅で働きたい」でも、業界を選ぶ段階で見つけやすさが大きく変わります。
全体ではピークより下がったが、下げ止まった
全国の雇用型テレワーカーの割合は、2021年度の27.0%をピークに下がり、2024年度は24.6%でした。2025年度は25.2%と少し戻り、国土交通省は「安定基調で推移」としています。
勤務先にテレワーク制度がある人は34.1%で、そのうち実際にテレワークをしたことがある人は64.8%でした。制度があっても、全員が使っているわけではありません。


フルリモートでできる仕事9つ|正社員で探せる職種


正社員の求人で、リモートワークが見つかりやすい職種を並べます。仕事の中身と、どんな経験の人が向くかをあわせて書きます。
① エンジニア
システムやWebサービスを作る・直す仕事。成果物で評価しやすく、リモートの求人が多い
向く人:IT経験がある人。未経験はまず学習が必要
② Webマーケティング・広告運用
広告の出稿や分析、SNS運用など。数字を見ながらパソコンで完結する
向く人:数字を追うのが苦にならない人
③ インサイドセールス
電話やWeb会議で商談を進める営業。訪問しないのでリモートと相性がよい
向く人:対面の営業経験がある人
④ カスタマーサクセス
契約した顧客がサービスを使いこなせるよう支える仕事
向く人:接客・営業・サポートの経験がある人
⑤ カスタマーサポート
メールやチャット、電話で問い合わせに答える仕事。在宅のコールセンター求人もある
向く人:接客や電話対応の経験がある人
⑥ 人事・採用
求人の作成、Web面接、応募者とのやりとりなど
向く人:人事・総務の経験がある人
⑦ 経理・事務
会計ソフトでの処理や書類作成。月末など一部出社がある会社も多い
向く人:経理・事務の経験、簿記の知識がある人
⑧ Webデザイナー
サイトやバナーのデザイン。制作物で実力を示しやすい
向く人:デザインツールが使える人
⑨ ライター・編集
記事や広告文の作成・編集。正社員より業務委託が多い
向く人:文章を書くのが得意な人
40代の狙い目は「対面の経験をオンラインに置き換える」仕事
エンジニアやデザイナーは、経験がないと正社員でいきなり入るのは難しいのが現実です。一方、インサイドセールス、カスタマーサクセス、カスタマーサポートは、対面の営業や接客、電話対応の経験をそのまま生かしやすい仕事です。
Remofulの公式サイトでも、ビジネス職のリモートワーク求人を扱っており、利用者インタビューではカスタマーサクセス職への転職例が紹介されています。
「フルリモート」と「一部在宅」を分けて探す
同じ職種でも、毎日在宅の会社もあれば、週に数日は出社する会社もあります。経理や人事は月末や採用の時期だけ出社、という形もよくあります。
求人を見るときは、職種名だけでなく出社の頻度まで確認してください。
未経験から在宅の仕事に就くには


未経験の職種でいきなりフルリモートの正社員になるのは、簡単ではありません。現実的な順番を整理します。
今の経験が生かせる職種を選ぶ(営業→インサイドセールス、接客→カスタマーサクセスなど)
最初は出社ありの会社も候補に入れ、入社後にリモートへ移れるか確かめる
Web会議・チャット・表計算など、リモートで使う道具に慣れておく
必要なら資格や講座で知識を足す(教育訓練給付が使える講座もある)
未経験の仕事は、最初は近くで教わることが多い
入社したての時期は、先輩に聞きながら覚えることが多く、その期間だけ出社という会社もあります。最初から完全在宅にこだわるより、数か月後にリモートへ移れる会社を選ぶほうが、見つかる求人は増えます。
入社前に「いつから在宅で働けるか」を聞いておくと、入ってからのずれを防げます。
学び直しには、国の給付が使える講座もある
IT系やWebマーケティングなどの講座には、受講料の一部が戻る教育訓練給付の対象になっているものがあります。在宅の仕事に必要な知識を、費用を抑えて身につけられます。
対象の講座や給付率は、別の記事でまとめています。


在宅ではできない仕事と、副業という選択肢


在宅にこだわるなら、どんな仕事が向かないのかも知っておく必要があります。
その場にいないとできない仕事は在宅にならない
飲食・宿泊、医療・介護、工場、物流、販売、建設の現場など、人や物に直接触れる仕事は在宅では成り立ちません。国の調査でも、宿泊業・飲食業や医療・福祉はテレワークをしている人が1割未満でした。
こうした経験しかない場合は、本社の事務や電話・チャットでのサポートなど、同じ業界の中のオフィス側の仕事に移る方法もあります。
正社員にこだわらないなら、副業・業務委託もある
ライターやデザイン、データ入力などは、業務委託や副業として家でできる仕事も多くあります。ただ、収入は案件しだいで安定しにくく、会社員の保険や年金の仕組みもありません。
まずは本業を続けながら、副業として試してみるのが安全です。始める前に確認したいことは、別の記事にまとめています。


在宅でできる正社員の仕事の探し方


求人サイト
「リモート」「在宅」で絞り込んで、どんな求人があるか数を見る
リモート専門エージェント
出社頻度など、求人票に載らない実態を聞きながら紹介してもらう
総合型エージェント
リモートにこだわらない求人も含め、幅を広げて比べる
「リモート可」の中身は、必ず確かめる
求人票の「リモート可」は、毎日在宅とは限りません。出社の頻度、試用期間中の扱い、在宅勤務の手当などは、面接や内定後に確かめて、書面で残してもらってください。
確認するポイントは、フルリモート転職の記事で表にまとめています。
ビジネス職なら、リモート専門のエージェントが近道
営業・カスタマーサクセス・マーケティングなどのビジネス職でリモートの求人を探すなら、リモートワークに特化したエージェントを使うと、条件に合う求人を選んで紹介してもらえます。
Remofulは、すぐ転職したい人向けの無料キャリア相談と、まず情報を集めたい人向けのLINEでの求人情報受け取りの、2つの入口を用意しています。
よくある質問


フルリモートでできる仕事にはどんなものがありますか?
エンジニア、Webマーケティング、インサイドセールス、カスタマーサクセス、カスタマーサポート、人事・採用、経理・事務、Webデザイナー、ライター・編集などがあります。パソコンとネットで完結する仕事が中心です。
在宅でできる正社員の仕事はありますか?
あります。国の調査では、雇われて働く人のうちテレワークをしている人は25.2%でした。ただし毎日在宅のフルリモートはその一部なので、出社頻度を確かめながら探してください。
未経験でも在宅の仕事に就けますか?
できますが、未経験の職種でいきなりフルリモートの正社員になるのは簡単ではありません。今の経験を生かせる職種を選び、最初は出社ありの会社も候補に入れると見つかりやすくなります。
テレワークが多い業種はどこですか?
国土交通省の調査では、情報通信業が74.1%で最も高く、学術研究・専門技術サービス業が54.0%で続きます。宿泊業・飲食業は6.0%、医療・福祉は6.4%と低くなっています。
40代でも在宅でできる仕事に転職できますか?
営業や接客、事務の経験がある人は、インサイドセールスやカスタマーサクセス、カスタマーサポートなど、経験を生かせるリモートの仕事を探しやすいです。リモート専門のエージェントも相談先になります。
まとめ


✅ まとめ
- 在宅でできるのは、パソコンとネットで完結する仕事
- テレワークの割合は情報通信業74.1%、宿泊・飲食6.0%と業種で大きく違う
- 40代はインサイドセールス・カスタマーサクセス・サポートが狙い目
- 未経験なら、出社ありの会社から入ってリモートに移る道もある
- 正社員なら専門エージェント、副業なら本業を続けながら試す
在宅の仕事は、今の経験の延長線上にもあるんですね。置き換えられる職種から探してみます。









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